トリミング料金の値上げをせずに平均客単価を上げる方法

トリミングの平均客単価を上げる方法

現在トリミングサロンを経営しているオーナー様の中には、トリミングの施術料金を値上げしたいけど、値上げを理由にお客様が減ってしまうことが不安で、値上げに踏み切れないでいるオーナー様も多いのではないでしょうか。

昨今のトリミング業界は人件費や水道、電気の高騰、薬剤の値上げと、どんどん物価上昇の波が押し寄せています。

パートさんやアルバイトさんでも、社会保険への加入が勤務状況によっては加入義務化されてきておりますので、施術料金の値上げをしないと、どんなにトリミング施術しても利益が残らないと感じているオーナー様も多いですよね。

資本力のある大手企業の参加のペットショップなどであれば値上げしても信用が前提にあるので、影響はでないかと思いますが、

地方の小さな個人サロンにとっては、値上げをきっかけに既存顧客が多店舗へ乗り換えをするきっかけとなりかねないため、躊躇してしまいますよね。。

そんなトリミングサロンオーナー様向けに今日は、トリミング料金の施術料金を値上げせずに、平均客単価を向上させる方法をまとめてみました。

直接施術料金の値上げをすると、どうしてもお客様から「高い」というイメージを持たれてしまいますが、施術料金は変えずに、他の部分で平均客単価を上げられれば、顧客離れを防ぎながら、安定経営に導くことが可能ですよね。

平均的に月に300頭ほど来店されるサロンが多いと思いますので、平均客単が1,000円上がるだけでも、リスクなく30万円の売上アップとなりますので、ぜひ今日の内容を参考にしてみてください。

平均客単価を向上させるトリミング施策

分類アイディア詳細内容
① オプション追加■ パックメニュー(泥パック、アロマスパ、炭酸泉など。最近ではいろんな種類のパックやエステ商材がでてきています。)単品1,000円~2,000円追加しやすい。小型犬オーナーに人気。
② 高付加価値メニュー■ エイジングケアメニュー(シニア犬用ケア)
■ トイプードルの高齢犬で被毛の色が抜けてきてしまった子向けに、全身カラー(ヘナやアーユルなど)も最近では需要が高まっています。
高齢化するペット市場向け。単価アップ+健康意識ニーズに合致。
③ 物販併設■ プレミアムフード・サプリメント販売(日本全国、大小メーカーを含めると、数多くの新商品が毎月世に出ていますので、注文販売などもしやすいです。)
■ デンタルケアグッズ、ブラッシング用品販売
トリミング後の「ついで買い」を促す。粗利率が高い。
④ サブスク・回数券販売■ 月額会員(会員形態や優待プランは色々と作ることができます。)
■ 5回チケット販売で割安だけどまとめて売上確保(チケットは、炭酸泉やパックなど、いろいろ作れますが、一番需要が多いのは歯磨きチケットになります。)
会員制により離反防止+LTV(生涯顧客価値)向上。
⑤ 写真・記念オプション■ 仕上がりフォト撮影(プロカメラマン提携)
■ 記念日コース(バースデーフォト+特別ケア)
最近SNSを中心にサロン+αの抱き合わせ商材として増えてきました。人気のサロンは、動画撮影に数万を上乗せしていますが、記念に残るため需要が高まっています。
1回2,000〜5,000円上乗せ可能。感情訴求が強い。
⑥ 送迎サービス■ 有料送迎(片道500円〜)
顧客数が増えてくると負担が大きくなりますが、高齢者世帯の飼い主様などは、店舗に足を運ぶことができないため需要が高いです。飼い主様の病院の入院や旅行など、ペットホテルと送迎をセット提供していると長期宿泊利用のお客様も多くいます。
利便性重視層に有効。2〜3km圏内設定が基本。
⑦ 大型犬メニューの充実■ 小型犬専門サロンは多いのに、大型犬専門サロンが少ないのがトリミング業界です。しかし大型犬の飼い主様は愛犬家が多く、ドッグラン等でのコミュニティに属している方も多くいます。バスタブやテーブルなど大型犬用の設備をそろえたり、大型犬の施術に強いサロンとして他サロンと差別化できると、単価も上がるだけでなく、来店したお客様が友人に勧めてくれて、広告費をかけなくても安定的にお客様がお客様を読んでくれる仕組みが作りやすいメリットがあります。特定犬種のファン層を取り込む手法。アップチャージ可能。

特に効果が高い施策トップ3(実例つき)

① 【オプション強化】(実例:東京都・港区のサロン)

  • 泥パック・炭酸泉オプション導入。
  • 通常コース6,000円に対し、オプション付き8,000円コースに誘導。
  • オプション選択率65%超達成 → 平均客単価+2,000円アップ!

🔹成功のポイント:

  • 「〇〇ちゃんもぜひ!」とトリミング前に提案
  • 写真付き仕上がり報告(パック後のふわふわ感を写真送付)

② 【サブスク・回数券販売】(実例:大阪市・北区のサロン)

  • 月額4,500円で「月2回の爪切り・耳掃除無料」プランを導入。
  • トリミング自体の単価維持+小メンテで来店頻度UP。
  • サブスク会員だけで売上の20%確保 → 売上安定化成功!

🔹成功のポイント:

  • トリミングのついでに小ケア案内→高い加入率
  • 初回来店時に「サブスク会員だけの特典」をアピール

③ 【物販併設】(実例:千葉県・郊外型サロン)

  • グレインフリーフード、オーガニックケア用品などを入口近くに陳列。
  • トリミング後に「今使ったシャンプーと同じもの、お試ししませんか?」と提案。
  • 1来店あたり物販単価800円増加 → 年間100万円規模の物販売上!

成功のポイント:

  • 押し売り感ゼロ。体験してもらった後の自然な提案。
  • 商品説明POPをきれいに作成(こだわりアピール)

さらに効果を高めるサロン運営テクニック

テクニック説明
事前カウンセリング重視初回利用時に、毛質・年齢・健康状態を丁寧にヒアリング → 提案の幅が広がる
LINEやインスタでオプション紹介写真・動画投稿で「うちの子にもやってみたい!」心理を刺激
小冊子プレゼント「ペットケアマニュアル」を無料配布 → 物販や高額コースへの導線に

トリミングサロンで客単価アップの基本

  • 「体験・効果」を見せること
  • 「手間を減らす」便利さを提供すること
  • 「思い出・感情」に訴えること

この3つを意識して、サービス設計・提案トークを組み立てると、自然に客単価が上がります!

トリミングサロン用【サブスク設計シート】

トリミングの施術メニューとは別に、会員などのサブスクメニューを作り、毎月固定で入ってくる売上にすることで安定経営にすることも可能です。

完全サブスクのトリミング施術などもありますし、会員系など様々ですので、トリミングサロンを経営されているエリアの属性やニーズに合わせて考えるといいです。

ここでは、サブスク設計するうえでの考え方について説明します。

1. まず設定するべき基本項目

項目決める内容参考例
サブスクのターゲット小型犬メイン? シニア犬? 多頭飼い?小型犬オーナー向け
月額料金設定月いくらにするか?3,000円〜7,000円
最低契約期間最低何ヶ月続けるか?(任意)6ヶ月契約、途中解約OK(条件付)
決済方法現金?クレカ?アプリ払い?クレカ・自動引き落とし必須

2. 【会員特典】設計フレーム

特典ジャンル具体アイディア例ポイント
小メンテ無料爪切り・耳掃除・肛門腺しぼり 月2回無料店舗負担少、顧客満足大
トリミング割引通常価格から5%〜10%OFF来店頻度UP、単価キープ
優先予約権土日・繁忙期でも優先予約OK希少性を訴求できる
フォトサービス季節ごとに撮影+LINE送付感情訴求、SNS拡散効果も
バースデープレゼント無料ケア・オリジナルグッズ進呈継続率アップ
物販割引ケア用品・フード5%OFF客単価UP・来店導線強化
送迎特典送迎サービス無料 or 半額エリア限定でOK
サブスク限定イベントシャンプー講座、歯磨き教室招待コミュニティ作り+囲い込み

3. サブスク設計サンプル(10坪サロン例)

項目設計例
サブスク名「いつでもピカピカプラン」
月額料金3,500円(税込)
特典内容爪切り+耳掃除 月2回無料、トリミング10%OFF、優先予約権、誕生日ミニギフト
契約期間6ヶ月自動更新制
解約条件月末までの申請で翌月解約OK
決済方法クレジットカード決済のみ
ターゲット月1回以上トリミング利用する小型犬オーナー

4. 成功ポイント(設計時のコツ)

ポイント解説
安すぎない価格設定月額2,000円以下は利益が出づらい。最低3,000円〜5,000円を意識。
サブスクだけの特別感を出す一般客との差別化を明確にする(優先権・限定特典)
毎月の「お得感」を演出例:爪切りだけで月1,000円以上の価値を訴える
LINE連携を活用サブスク会員専用クーポン・メッセージ配信すると継続率UP
入会ハードルを下げる「初回特典あり」「いつでも解約OK」で心理的負担を減らす

まとめ

サブスクは【少額固定収入+リピーター育成】に非常に効果的です!
特にトリミングサロンのような「定期ニーズがあるビジネス」には相性抜群。

ポイントは、

  • 「継続したくなる特典設計」
  • 「利益を確保できる価格設定」 この2つのバランスを取ることです。

ぜひ今日のコラムを参考にして、顧客離れのリスクを気にすることなく、平均客単価を向上させられないかアイディアを考えてみてください。

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